FXで負けない為のテクニカル分析｜FXトレーディングLABO

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FXにおけるテクニカル分析の重要性

FXの戦略立案に必要不可欠なのがテクニカル分析です。
テクニカル分析とは、チャートとテクニカル指標を用いて値動きを予測する事で、過去の値動きやパターンと現在の値動きを見比べパターンが同じか似た動きになった場合に過去のパターンと同じ値動きが起きると予測、分析する事で、基本的にはトレンド分析をすることです。
反対に経済指標やニュースから値動きを予測することをファンダメンタルズ分析といいます。

FXをするにあたって、重要なのはこのトレンド分析であり、相場予測です。
なので、FXで負けずに利益を伸ばす為にはテクニカル分析をいかにうまく使うかがカギになります。

テクニカル指標の種類

テクニカル分析に利用する各種指標には大きく分けて「トレンド系指標」「オシレータ系指標」の2種類あります。その他にもありますが、まずはこの2種類の代表的な中でも良く利用されるものを覚えれば負けない相場予測の近道となります。

トレンド系指標

トレンド系指標は、相場の上昇もしくは下降の流れを判断するための指標で、トレンド相場に有効です。

主なトレンド系指標

・移動平均線：2本の移動平均線のクロスで相場の方向性を判断(「ゴールデンクロスが買い」「デッドクロスが売り」が基本)
・ボリンジャーバンド：移動平均線を中心に上下にボラリティを基にした線を引きレンジの方向性やレンジ幅で判断が基本
・一目均衡表：日本独自の手法で「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパン1」「先行スパン2」の5本の補助線を挿入し売買サインを導き判断します。
・エンベロープ：移動平均線を中心に上下に±Ｎ％の幅でプロットし判断します。主にトレンドの確認に利用します。
・パラボリック：SARというラインを用いて売買サインを導き出します。「ドテン」システムのようなもので、主にポジション転換に利用します。

オシレータ系指標

オシレータ系指標は、「売られ過ぎ・買われ過ぎ」を判断する指標で、レンジ相場に有効です。

主なオシレータ系指標

・MACD：基本的に12日と26日の平滑平均線の事で、9日移動平均線と共に利用し2つが交差した地点が売買シグナルを導きます。(「ゴールデンクロスが買い」「デッドクロスが売り」が基本)
・RSI：過去の値動き幅に対する上昇幅の割合をグラフ化し「売られすぎ・買われすぎ」の水準を導きます。(「70%超えは買われ過ぎ」「30%割れは売られ過ぎ」)
・RCI：期間内の価格と日付に順位を付け、価格順位と日付順位の相関関係を表し「売られすぎ・買われすぎ」の水準を導きます。(「+100%付近は買い」「-100%付近は売り」)
・ストキャスティクス：現在の相場水準が、一定期間の変動幅の中で、2本の線を用いて「売られすぎ・買われすぎ」を導きます。
・モメンタム：現在の価格と過去の価格を比較し相場の勢いや、反転の目安となる水準を導きます。

RSI・RCI特集

テクニカル分析で大事なこと

テクニカル分析をする上で判断をするのは、あくまで自分だという事を覚えておきましょう。テクニカル分析を行っても必ずしもその通りにならない事もありますので、「自分でルールを作っておく」「投資スタイルに合ったテクニカル分析をする」「複数のテクニカル分析を利用し多方面から相場を見る」事が大事です。

得に、「利益確定・損切りのルール」「投資スタイルの確立」「ひとつの分析にこだわらない」の3点は非常に重要ですので常に頭の隅に置いておくと負けない取引が出来るでしょう。

テクニカル分析まとめ

・テクニカル指標は主に「トレンド系」「オシレータ系」がある
・テクニカル分析は投資スタイルに合ったものを利用する
・テクニカル分析の分析結果は絶対ではない
・複数のテクニカル分析を使い多方面から相場を見る

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